フォークリフトのフルフリーマストってなに? 特長を理解して購入の際の参考にしよう

フォークリフトのフルフリーマストってご存知ですか?
今回は、フォークリフトのスタンダード(標準)マストとフルフリーマストの違いをご紹介したいと思います。
フォークリフトの購入やレンタルの際に、現場の天井高や作業内容を考えずにマストを選んでしまうと、
「建物の入口が低くて中に入れない」「マストを伸ばしたら天井にぶつかった」といったトラブルに
つながりかねません。
こうしたトラブルを防ぐためにも、特徴を理解したうえで選ぶことが重要です。
そもそもマストってなに?

マストはフォークリフトのツメを上げ下げする際に動く、柱のような見た目をした部分です。
標準のマストは2段構成になっており、外側のマストがアウターマスト、
内側のマストがインナーマストという名前が付いています。
アウターマストとは、フォークを上下させるために必要なレールの役目を果たしているものです。
インナーマストを上にスライドさせることにより、フォークを高く持ち上げることができます。
フルフリー機能とは?
フルフリー機能とは、一定の高さまでツメを上げても車高が変わらない機能のことです。
通常のマストは、ツメを上げると同時にインナーマストも上がり、
ツメを上げれば上げるほど全高が高くなりますが、
フルフリーマストは、一定の高さまで上げても車高を変えずに走行が可能になります。
フルフリー機能によって、入口や天井の低い場所でも通ることができ、
かつ高い場所へ荷物を上げ下げできることが特徴です。
揚高はそれなりに必要で、かつ入口が低い倉庫・コンテナ内での荷役作業に最適です。
ただし、フルフリー機能に必要なシリンダーがマストの中央にあるため、
通常のマストより視界が悪くなってしまう点はデメリットになります。

現場での選び方の目安

「ツメを上げたときの全高」を計算に入れる
天井の梁、配管、照明、エアコン、シャッターの垂れ壁などに
接触する事故が非常に多いため、
走行時の車両高さ(マスト全高)だけでなく、
荷物を最高位置まで上げた際のマスト最頂部の高さを確認します。
下げた状態の全高と「入口高さ」の干渉
倉庫の出入口やシャッターを通過できるか、
マストを最も下げた状態の寸法を計測します。
フルフリーなら高さ制限があっても大丈夫

結論から述べると、高さ制限のある場所にはフルフリーマストのフォークリフトが適しています。
通常のマストはツメの上昇と同時にインナーマストも上に飛び出しますが、
フルフリーマストは車両の全高を変えないまま、
ツメだけをマストの最上部まで持ち上げることができます。
そのため、天井が低い場所やコンテナ内でも、車高を維持したまま高い位置への積み下ろしが可能です。
中央にシリンダーがあるため視認性は通常マストよりやや劣りますが、
「入口や天井に高さ制限があるが、奥で高く積みたい」という現場には、
フルフリーマストの導入を強くおすすめします。

いかがだったでしょうか。
現場の天井高や作業内容に合わないマストを選ぶと、
接触事故や入口を通れないといったトラブルにつながるため、
事前に特徴を十分理解しておくことが重要です。
弊社では、今回ご紹介したフルフリーマストタイプの中古車も多数取り揃えております。
弊社にお任せ頂ければ、お客様の使用条件に合わせて最適なフォークリフトを
ご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

